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下呂温泉 温泉寺紅葉ライトアップ 優雅なひと時

紅葉が見頃です。有名な紅葉所はたくさんありますが、今回は夜に楽しめる紅葉スポットのご紹介です。 
 
岐阜県下呂市にある下呂温泉に行ってきました。
普通は紅葉と言えば、お昼に眺めるのが一般的ですが、ここでは夜にライトアップされた紅葉を楽しむ事ができます。
 
足湯に浸かりながら眺める夜の紅葉は、とても優雅な気持ちにさせてくれます。ストレスフルな日常を忘れ、心癒されるひと時を送る事ができました。
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下呂温泉について

下呂温泉は日本三名泉と言われています。江戸時代初期の学者で徳川家康から四代の将軍に使えた林羅山が「有馬温泉」「草津温泉群馬県)」と並んで「下呂温泉(当時は、湯島)」を三名泉に数えたことが由来です。
 
「我が国は諸州に温泉を多く有す。その最も著しいものは、摂津の有馬、上州の草津、飛騨の湯島(下呂)、この三か所なり」
「今、有馬、草津は広く世の知るところとなり。湯島は古来の霊湯たること、遠く知るもの少なしといえども、入湯する人はその験を得ざることなし」
 『林羅山詩集第三西南行日録』
 
下呂温泉は、 「美人の湯」とも言われています。泉質が「アルカリ性単純温泉」で、肌の古い角質を取る働きがあるとされ、つるつるスベスベした肌ざわりが期待できます。

温泉寺とは

 
下呂温泉は一千年以上の歴史を持つといわれています。
ところが、文永二年(1265年)突然温泉がでなくなってしまいます。その翌年、飛騨川の河原に舞い降りる一羽の白鷺に村人が気づきました。不思議に思った村人がその場へ行ってみると、温泉が湧いていました。空高く舞い上がった白鷺は、中根山の中腹の松に止まり、その松の下には光り輝く一体の薬師如来が鎮座していた・・・。
下呂温泉 白鷺伝説

 

この白鷺伝説に出てくる白鷺に化身した薬師如来が祭られているのがこの温泉寺です。
下呂温泉の守り神といったところでしょうか?
 

下呂温泉 温泉寺ライトアップ

温泉寺では、毎年紅葉の見頃の時期にライトアップを行っているそうです。
期間中には、15人まで入れる「もみじ足湯」が登場。ライトアップされて夜空に鮮やかに浮かび上がる紅葉を眺めながらの足湯を楽しめます。
 
期間:平成27年11月7日(土)から22日(日)まで
時間:日没~午後9時まで
 
入り口付近では、ベンチと一本のもみじ。
木のベンチに降り積もる紅葉がとってもキレイでした。
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温泉寺の正面から。お寺の上に紅葉がライトアップされています。何とも幻想的な景色で心癒されました。
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ライトアップイベントという事もあり、来場者は男女複数の友達同士や恋人、夫婦で訪れる方が多かったのが印象的です。
 

足湯に浸かりながらの紅葉は最高!

温泉寺の前には、足湯が設置されていました。
この日は、雨で来場者が少なかったのか、あまり使われた様子もなくラッキーでした。
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足湯に浸かりながら、紅葉を眺めるのは何とも言えない優雅な気持ちになりました。
 
足湯に使われているお湯は、下呂温泉ならではのヌルヌルとした泉質です。
 
10分程度、足湯に浸かっていると、カラダ全体が温まり、手の先までポカポカしてきます。ほぼ温泉に入ったような感覚でした。
 
帰りの徒歩は、とても足が軽くなりました。
 
また来年も是非来たいです。