岡山県奈義町の出生率が驚異的な数字を達成
岡山県の内陸部に奈義町という人口6000名程度の自治体があります。
中国山地に位置し、面積の半分は山地。
全国的には決して有名ではない岡山県奈義町が合計特殊出生率で全国一に並ぶ偉業を達成しました。
奈義町ってこんなところ
奈義町のPRムービーです。
のどかでとても雰囲気の良い町ですね。
仕事の問題さえクリアすれば、こういった土地で暮らすのも楽しいと思います。
奈義町 出生率で全国トップに並ぶ
日本全体の合計特殊出生率が1.42(H26年)です。
人口減社会に突入した日本。国力を維持する意味においても、政府も本気になって少子化対策に力を入れており、その流れで地方創生プロジェクトがスタートしています。
政府が掲げる合計特殊出生率の目標は1.8です。
全国平均の約2倍。そして政府の掲げる目標も充分に上回る値です。
素晴らしい!!
奈義町は去年1年間に生まれた赤ちゃんの数が60人となりいました。前年が43人なので、前年比で17人増加(約40%増)したということです。
合計特殊出生率おととしの1.88を0.93ポイントも上回る2.81となっ たということです。
特殊出生率とは?
1人の女性が一生のうちに産む子どもの数の指標となる数値です。
もう一つの出生率トップ
奈義町の取組
奈義町では、「奈義町子育て応援宣言」を行い、子育て支援に関する施策を充実させました。
主な取組
・出産祝い金の交付
・多子世代の保育料軽減
・預かり保育の支援
・子育て支援施設の整備
・高校生までの就学支援や医療費助成
妊娠出産期から、乳幼児期、就学期まで、子育てする家庭の立場に立った、切れ目のない支援を行ったそうです。
但し、これらの施策は決して奈義町だけが特殊なわけでは無く、比較的、他の自治体においても実施している内容となります。
もしかすると取組のタイミングがやや早かった等の理由で、若い夫婦が移住したかもしれないですね。
出生率に関する参考記事
希望ではなく妥協こそが、今必要という主張。
納得です。
女性は、自分よりも高いレベルを男性に求めますので、男性がそのハードルを乗り越えるか、女性が妥協するしかないということです。妙な納得感。
街コンでの気になる結婚率は・・・?
この記事で勉強になりました。
ノルウェーの政府統計機関(Statistisk sentralbyrå)のレポート"Women and men in Norway" (2010)によると、45歳時点で子無しの割合は、女よりも男が顕著に高く、しかも増大中です。このことは、複数の女との間に子供をもうける男が増えていることを意味します。
恐ろしい事実です。これからの男性は大変です。モテる男とモテない男の二極化により、モテる男性はどんどん子供をつくり、モテない男性は全くないという社会になってしまいます。男子不遇時代の到来かもしれません。
まとめ
奈義町のような成功事例に学びつつ、全国で子どもが沢山な元気な社会になることを祈るばかりです。私も個人的に貢献してまして、3人子どもがいます。(笑)
大変なことは多いですが、それでも子どもがいればこそ、幸せな気持ちも沢山あります。